【「歯ぎしり」について】
みなさん、こんにちは。
白井市桜台、千葉ニュータウンの歯科・矯正歯科
なつみ歯科クリニックです。
「歯ぎしりしているよ…」と恋人や家族から指摘を受け、自分では自覚がないものの何とかしなくては...と悩んでいる方は、意外と多いのではないでしょうか?
歯ぎしりは放置すると様々な症状や影響を及ぼしてしまうので、早めに原因を突き止め改善して行くべきです。
そこで、今回は「歯ぎしり」について、お話しして行きたいと思います。
【歯ぎしりとは?】
実は、約7割の日本人が「歯ぎしり(ブラキシズム)」をしていると言われています。歯ぎしりは「音が鳴ってうるさい」というイメージがあると思いますが、音が鳴らないタイプのものもあり、そうなると周囲から指摘されないため気が付きにくいのです。
【歯ぎしりの主な原因は?】
◆歯の咬み合わせが悪い
咬み合わせた時に、特定の歯だけが強く接触していたり、詰め物・被せ物が高すぎてぶつかっていたりすると歯ぎしりの原因となります。
◆歯を食いしばる癖がある
何かに集中している時などに、無意識に歯を食いしばってしまうと歯や顎に負担が掛かります。
◆大きなストレスを抱えている
歯ぎしりの原因は、ほとんどがストレスだと言われています。私たちは寝ている時に、無意識に歯を食いしばることで不安や憂鬱な気持ちを解消しているようです。しかし、歯のダメージを与えているので、当然改善する必要があります。
◆過剰な飲酒や喫煙をしている
アルコールやニコチンの摂取は、歯ぎしりの症状を悪化させるリスクがあると言われています。
◆逆流性食道炎になっている
逆流性食道炎とは、何らかの理由で胃酸が逆流して来て、その酸が原因で食道に炎症が起きてしまうというものです。胃酸がお口の中に広がり歯を溶かしてしまうため、唾液で中性に戻そうと歯ぎしりをして唾液を出すのです。
【歯ぎしりに伴う症状】
・歯並びが悪くなる
・歯の表面が削れてしまう
・歯が割れる
・歯周病が悪くなる
・顎関節症を引き起こす
(顎を開閉するときに関節の音がなって痛む症状)
・頭痛を引き起こす
・肩こりをする
・眩暈がする
このように、歯ぎしりには体への悪影響を多く及ぼしてしまうのです。
【対策】
歯ぎしりへの対策としては、大きく2つあります。
1つは、根本的な原因であるストレスを減らすことです。運動やストレッチをしてみたり、寝る前に好きなことをする時間を作るなどして、自分にあった方法でストレスを解消して行きましょう。
2つ目は、歯科医院で型を取って作成したマウスピースを装着して寝ることです。そうすることで睡眠中に歯ぎしりをしても、歯が擦り減ったり欠けたりするのを防げます。
いかがでしたか?
まずは、ストレスを抑えることに努めて、それでも改善されなかったら歯科医院でマウスピースを作ってもらいましょう。
◆なつみ歯科クリニック
(住所)千葉県白井市桜台2-7-1
(TEL)047-498-0808
(URL)https://www.natsumi-dental.com/
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