【歯石取り】
みなさん、こんにちは。
白井市桜台の歯科・矯正歯科
なつみ歯科クリニックです。
今回は「歯石取り」について、お話しして行きたいと思います。
歯石というのは、歯の表面についたプラーク(細菌の塊)が石灰化したものです。プラークを長い間放置しておくと、歯石になって歯と歯の間や歯と歯茎の境目、歯周ポケット内の歯の根っこなどにガッチリとくっついてしまいます。
プラークのうちであれば、歯ブラシで丁寧にこすれば落とせるのですが、歯石になってしまうと患者さんご自身で取ることは不可能です。最近では「自分で歯石が取れる」という器具が市販されていますが、患者さんご自身で歯石を取ろうとすると、それこそ本当に歯や歯茎を傷つけかねません。
歯石が出来るとそこは凸凹した状態になるので、歯周病菌にとっては格好の住みかになります。
歯周病菌が付着すると、周りの歯茎に炎症が起きます。実は、歯医者さんで歯石を取る時に血が出る事があるのは、この炎症のせいなのです。
歯石をとって、歯磨きも丁寧に行っていただく事により炎症も治まり、炎症が治まれば自然と出血はしなくなります。そして、歯石を取る時のガリガリとした音もしっかり歯石が取れている証拠だと思ってご安心ください。歯石が取れていくにつれ、音も小さくなっていくはずです。
歯石を放置し歯周病が進行して行くと、歯は健康なのに歯を支えている周りの組織が痩せ衰え、次第に歯がグラグラと揺れ、最終的にはその歯を抜きましょう、なんて悲しいことになりかねません。
そんな悲しい事にならないように・・・
まずは、毎日の歯磨きを丁寧に行うことで、プラークと歯石を溜めないお口を目指しましょう!
※6月下旬頃より、コロナの感染者数が爆発的に増加していますので、みなさまも手洗い・うがい・換気などを徹底して行う等、十分にお気をつけ下さいませ。
なつみ歯科クリニック
(住所)千葉県白井市桜台2-7-1
(TEL)047-498-0808
(URL)https://www.natsumi-dental.com/
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