【歯に出来る茶色い線(褐線)について】
みなさん、こんにちは。
千葉県白井市桜台・千葉ニュータウンの歯科・歯医者
なつみ歯科クリニックです。
前日に患者様から頂きましたご質問について、ご回答させて頂きたいと思います。
「歯と詰め物の境目に茶色い筋が・・・これって虫歯なんですか?」
歯を治療し、綺麗に元通り。見た目も治療跡が分からず満足していたが、治療から1年2年と経過して行くと歯と詰め物の間にだんだんと茶色い筋が出来て来た・・・といったご経験はありませんか?
こういった場合、奥歯ならまだ目立ちませんが、前歯に出来てしまうとかなり目立って気になりますよね。
【茶色い筋の正体は?】
これは「褐線(かっせん)」と呼ばれるもので、歯と詰め物(硬質レジン)との境目に、茶渋などが入り込んでしまい、色素沈着してしまっている状態です。
このような場合、いくら研磨剤をつけて擦っても、自分自身では落とすことは出来ません。
【治療方法は?】
沈着しているのが表層のみであれば、表面を器械で軽く研磨することで簡単に落とすことが出来ます。しかし、深いところまで沈着してしまっている場合、詰め物を削って詰め治す必要があります。
詰めている範囲が大きく、神経に近いところまで削らなければいけない場合は、痛みが出ることもあるため、麻酔をかける場合もありますが、ほとんどの場合1日で簡単に詰め治すことが出来ます。
褐線は虫歯ではないので、そのままにしておいても特に問題ありませんが簡単に落とすことが出来るため、気になる場合は一度歯科医院に相談してみてはいかがでしょうか?
上記のような症状以外でお口周りのことでご不安なことが御座いましたら、お気軽にご来院下さいませ。
◆なつみ歯科クリニック
(住所)千葉県白井市桜台2-7-1
(TEL)047-498-0808
(サイトURL)http://www.natsumi-dc.com/
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