【酸蝕症】
みなさん、こんにちは。
白井市桜台・千葉ニュータウンの歯科・矯正歯科
なつみ歯科クリニックです。
今回は「酸蝕症(さんしょくしょう)」について、お話ししたいと思います。
酸蝕症とは、酸によって歯が溶けてしまう症状のことを言います。近年では4人に1人が酸蝕症になっていると統計が出ています。人体で最も硬いと言われている歯ですが、酸に触れると化学反応を起こし溶けてしまいます。
【酸蝕症によってみられる歯の特徴】
◆エナメル質が濁り、象牙質が透けてみえる
◆知覚過敏の症状がある
◆歯が丸みを帯びている
◆前歯の先端が透けている
などがあります。
原因には内因性と外因性があります。
内因性には逆流性食道炎や摂食障害などがあり、外因性には職業病(硝酸や酸性ガスが発生する場所で働く方、ワインテイスターなど)、お薬やサプリメントの摂取、強い酸性食品の摂取によるものなどがあります。
私たちのお口の中は、普段は中性(ph7前後)に保たれていますが、酸に侵されphの数値が5.5以下になると歯が溶け出します。
出来るだけ中性に保つ為に出来るケアとして・・・
①酸性の物を食べたら水やお茶で口をゆすぐ
②酸性の物を食べた後すぐに歯を磨かない
③酸性食品をだらだら食べない
④寝る前に酸性の飲食物を控える。また、摂取後お口の中を酸性の状態にしない
などがあります。
ぜひ、参考にしてみてください。
◆なつみ歯科クリニック
(住所)千葉県白井市桜台2-7-1
(TEL)047-498-0808
(URL)https://www.natsumi-dental.com
0コメント