【ストレスによる歯の痛み】
みなさん、こんにちは。
白井市桜台・千葉ニュータウンの歯科・矯正歯科
なつみ歯科クリニックです。
コロナ疲れなど「最近疲れてるな」と思う方、要注意です。免役力の低下が思わぬ惨事をお口の中で引き起こすことがあります。
今回は「ストレスによる歯の痛み」について、お話ししたいと思います。
【歯の痛みの原因はストレス】
実際、ストレスが直接的に歯の痛みを引き起こすことはありません。しかし、ストレスによって睡眠時間が十分に取れなかったり疲れたりすることで、歯に異常を感じることがあります。ストレスにより、歯ぎしり・食いしばりが発生するというのも原因の一つかも知れません。
ストレスが引き起こす歯のトラブルに関して、少しまとめてみました。
【ストレスが引き起こす歯のトラブル】
◆歯茎の腫れ:
ストレスによって、歯周病を抑えている歯茎の抵抗力が落ちてしまい、結果的に歯茎が腫れたり歯周病になりやすくなったりします。普段は、歯茎の免疫力で炎症に至っていなくても、口内を清潔に保てていないとストレスや体調を崩した時に腫れてしまいます。
しかし、普段からお口の中を綺麗にしておけば、少々のストレスや疲れでは歯茎の腫れは起こりません。
◆歯が浮く:
ストレスによって歯ぎしりが続いてしまい、歯が極度に揺れて浮いてしまうケースがあります。歯が正常な位置からズレている状態ですので、噛み合わせを調節することで痛みを軽減出来ます。
また、歯の根っこの奥で炎症が起こっている場合も歯が浮くので要注意です。ストレスや疲れで、炎症に対する免疫力が落ちると起こりやすくなりますが、この場合には治療が必要になります。明らかに歯ぎしりが原因という場合は、マウスピースを作製するのも解決策の一つです。
◆口臭の悪化:
ストレスによって唾液の分泌量が減ると、口臭が発生しやすくなります。普段は唾液が細菌の発する悪臭を洗い流すので、お口の中が乾くと良くありません。
◆急な歯のグラつき:
歯周病は自覚症状がないため、大抵進行していても気がつきません。軽度のものであれば体の免疫力で押さえ込んでいますが、免疫力が落ちた途端、一気に歯茎が腫れて歯がグラついてしまいます。最悪の場合、抜歯しなければなりません。
◆歯のおできが膨らむ:
この症状はよく見られますがあまり痛みを伴わないため、放って置かれることが多いです。しかし、歯茎に出来たおできは噴出口に過ぎず、下の骨の中に膿が溜まっていることもあります。その時の体調によって出来たり消えたりしますが、根本的な治療を行わないと完治しません。
いかがでしたか。疲れが溜まっていたり、ストレスを抱えていると精神上だけでなく、身体にも影響が出ます。
防ぎようのない症状であると思われがちですが、お口の中においては普段から歯磨きをきっちり行い清潔に保っていれば、多少免疫力が落ちても異常は起こりません。
毎日、清潔にお手入れするようにしましょう。
◆なつみ歯科クリニック
(住所)千葉県白井市桜台2-7-1
(TEL)047-498-0808
(URL)https://www.natsumi-dental.com
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