【歯並びが悪くなる原因】
みなさん、こんにちは。
白井市桜台・千葉ニュータウンの歯科・矯正歯科
なつみ歯科クリニックです。
今回は「歯並びが悪くなる原因」について、お伝えして行きたいと思います。
【癖が歯並びを悪くする原因にも】
誰にでも癖はありますが、普段意識せず何気なく行なっている動作が歯並びや骨格に影響することがあります。歯並びや顎の骨に影響を与えるような癖というのは、お口周辺の癖ということになりますが、お子さん本人も親御さんも特に問題と思わずに放置されがちです。その状態がずっと続いて行くと、歯や顎の骨に継続的に力をかけ続けることになるため、確実に影響が出てしまうのです。
【歯並びや骨格を悪くする要注意の癖とは】
歯並びや顎の骨格に影響を与える要注意の癖にはどんなものがあるのか、見て行きましょう。
◆指しゃぶり
指しゃぶりが歯並びを悪くすることは、よく知られていると思います。3歳くらいまでの小さな頃なら、そう影響が出ることはありませんが、癖が治らずやり続けていると顎の骨の成長に影響が出て、顎が変形することがあるので気をつけましょう。具体的には、指しゃぶりを続けていることによって、出っ歯や前歯が噛み合わなくなる「開咬」という状態が起こりやすくなります。
◆爪を噛む
爪を噛むという癖は、多くの子供に見られます。子供だけでなく、大人でも珍しくありません。爪を噛むことによって、前歯が部分的に前に出てしまうことがあります。
◆舌を突き出したりする
舌で歯を内側から外側に押したり、舌を上下の歯で挟んだりするような癖があると、出っ歯や開咬、受け口というような状態を招くことがあります。
◆唇を噛む
唇、特に下唇を噛むお子さんは結構います。これが常習化すると、出っ歯や下の歯の歯並びを悪くしてしまうことがあります。また、上下の唇を上下の歯の間に巻き込むように中に入れる癖もあります。力のかかり具合によって、出っ歯や受け口を引き起こす原因になります。
◆口呼吸
口呼吸は、本来鼻でする呼吸を口でするものです。鼻炎が原因になることが多いですが、鼻炎が治ったとしてもそのまま口で呼吸するのが癖になってしまう場合があります。口呼吸になると体がそれに適応し、口呼吸に適するような歯並び、骨格になって行きます。そのため、放置しておくと骨格の変形も起こってしまうため、大人になってから見た目を改善しようとしても、矯正治療だけでは対応出来なくなり、かなり難しくなってしまいます。口で呼吸をするようになると、口がポカンと開きっぱなしになりますので、もしお子さんの口が常に開いているようであれば、口呼吸を疑った方が良いでしょう。
◆ほおづえ
テレビを見ている時や勉強をしている時などに頬杖をつく、ということは誰でもあるかも知れません。でもこれが癖になってしまっていると、力がかかる方向によっては顔が非対称になってしまったり、噛み合わせが深くなってしまったり、歯並びが横にずれてしまったりなど、非常に大きな悪影響が出てくる危険性があります。これと同様に、いつも同じ側を下にして寝る、うつぶせ寝というようなものも、顎に異常な力をかけてしまい、顎の変形を起こすことがありますので注意が必要です。
【もし悪い癖を見つけたら】
まずはお子さまが何かに集中している時などに、何かお口周辺の癖がないかをよく観察してみましょう。もし何らかの癖があるようであれば、早めに対処することで歯並びを悪くせずにすることも可能です。
癖を見つけたら、それがよくないものであることを説明し、お子さんがそれを理解すれば癖がなくなることもあります。しかし、なかなか改善しない場合には、歯科医院で一度相談してみることをお勧めします。
もし、歯並びに関して不正がある場合は早めの年齢で対処することで、簡単な矯正治療で治すことが可能になりますし、骨格の成長を正常に促すことも可能ですので、より健康的に矯正することが出来ます。矯正治療の一環として、悪い癖なども改善して行きますので、将来的に矯正後の後戻りを防ぎやすくもなります。
まずは一度当クリニックにご相談下さい。
◆なつみ歯科クリニック
(住所)千葉県白井市桜台2-7-1
(TEL)047-498-0808
(URL)https://www.natsumi-dental.com
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