【歯周病を再発させないために】
みなさん、こんにちは。
白井市桜台・千葉ニュータウンの歯科・矯正歯科
なつみ歯科クリニックです。
歯周病は、初期段階であれば適切な処置で健康な状態に戻せますが、一度進行すると繰り返し再発しやすいため、注意が必要です。
今回は、「歯周病を再発させないためのセルフケアや定期メンテナンスの大切さ」について、お伝えして行きたいと思います。
【なぜ歯周病は再発しやすいのか?】
◆歯周病菌をゼロに出来ない
歯周病は、細菌の生息地であるプラークや歯石を取り除き、症状の改善を図ります。しかし、治療ではすべての歯周病菌を除去出来ないため、ケアやメンテナンスを怠ると細菌が増殖して再発します。
◆歯周ポケットが残ってしまう
進行した歯周病は、治療で腫れや痛みなどの症状を緩和出来ます。しかし、一度破壊された骨の状態を戻すことが出来ないため歯周ポケットが残り、細菌が繁殖して歯周病が再発しやすくなります。
【再発防止のセルフケア4つのポイント】
①すき間汚れをしっかりかき出す
歯周病菌は、歯と歯の間や歯と歯ぐきの間を狙って繁殖します。すき間に溜まったプラークを落とすためには、先が細くやわらかめの歯ブラシがお勧めです。ブラシの先端を入れて小刻みに振動させ、丁寧に汚れをかき出しましょう。
②各種クリーナーを活用
歯ブラシだけでは、付着した汚れの約6割しか落とすことが出来ません。しかし「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を併用することで、除去率が8~9割まで上がります。特に奥歯や歯並びが悪い部分には「タフトブラシ」が効果的です。
③歯ぐきマッサージで血行促進
歯ぐきマッサージをすると血流が良くなるため、酸素や栄養が行き渡って歯周病菌に対する抵抗力がアップします。やわらかめの歯ブラシでゆっくりと優しく歯ぐきのマッサージをしましょう。
④生活習慣を見直す
歯周病の再発予防には、細菌に負けない体作りも重要です。睡眠不足やストレス過多、偏食、喫煙などは、体の免疫力を低下させるため、再発リスクが高まります。
【再発防止に定期メンテナンスをしましょう】
歯周病は、治療後も歯周ポケットが残りやすく、普通の歯ブラシではプラークを落とすことが難しいため、再発を繰り返しやすいと言われています。再発を防ぐには、セルフケアと歯医者での定期メンテナンスが重要です。
歯周病の治療後は、3~6ヶ月毎に定期メンテナンスに通うようにしましょう。
◆なつみ歯科クリニック
(住所)千葉県白井市桜台2-7-1
(TEL)047-498-0808
(URL)https://www.natsumi-dental.com
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