【定期検診がもたらすメリットについて】
みなさん、こんにちは。
白井市桜台・千葉ニュータウンの歯科
なつみ歯科クリニックです。
2月も今日が最終日、2021年もあっという間に2か月が経過しようとしていますが・・・本当に時は経つのが早いなと感じる今日この頃です。
かつて歯科医院は、むし歯など治療を目的に通う場所でした。
しかし近年では、お口のトラブルがなくても、定期的に検診を受けて健康な歯をキープしようという意識が高まっています。
日本医師会の調査でも、 10~70代の男女1000人の約半数が1年以内に歯科検診を受けていることが報告されています。
そこで今回は、「歯の定期検診を継続するメリット」について、お話しして行きたいと思います。
【歯の定期検診を行う目的】
歯の定期検診は、むし歯や歯周病に関する検査を行い、お口のトラブルを早期発見して治療に繋げることが目的の1つです。
また、口内クリーニング(PMTC・歯石除去)やフッ素塗布など、 年齢を重ねてもお口の健康をキープ出来るよう予防処置を行います。
【定期検診のメリット】
(むし歯・歯周病の早期発見と予防)
毎日の歯磨きだけでは落とせない汚れや細かい部分の磨き残しが、むし歯や歯周病を引き起こします。
歯科医院で定期的にクリーニングを行うと予防効果だけでなく、小さなむし歯や歯周病の兆候に気づき、早期治療が出来るメリットもあります。
(全身の病気を予防)
国内外の研究で、お口の病気が全身の病気に関係があることが分かって来ました。なかでも歯周病は、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、アルツハイマー病、妊婦の早産や低体重児出産にも影響を及ぼすことが報告されています。
(年齢を重ねても自分の歯で)
歯を失う原因の約7割は、むし歯と歯周病です。歯科予防先進国スウェーデンでは、80歳時の残存指数が平均21本に対し、日本は12本です。定期検診が義務化され、国民の約9割が受診しているスウェーデンでは、効果が数字に表れています。
(健康寿命を延ばす)
2017年に東北大学で行った調査で、自分の歯が多く残っている人ほど健康寿命が長いことが報告されています。
歯を失って咬みにくくなると、食べる物が偏って栄養バランスが崩れ、免疫力や筋力の低下だけでなく、認知機能にも悪影響を及ぼします。寝たきりや要介護に繋がる傾向が強くなることが分かっています。
(一生涯にかかる医療費の負担を軽減)
「どこも悪くないのに、歯の検診にお金と時間をかける気持ちになれない」という声を聴くことがあります。しかし、定期検診を継続すると歯の健康だけでなく、全身の病気予防にも繋がります。
ある調査では、定期検診を年に2回以上受けている人は、高齢になるほど生涯医療費の負担が軽くなり、65歳では平均より15万円も安くなるというデータがあります。
【3~6ヵ月頃を目安に歯の定期検診を受けましょう】
歯の定期検診は、将来のお口と体の健康に対する投資ともいえます。ぜひ3~6ヵ月ごとの歯の定期検診を習慣にしましょう。
歯科の定期検診は、なつみ歯科クリニックにご予約ください。
◆なつみ歯科クリニック
(住所)千葉県白井市桜台2-7-1
(TEL)047-498-0808
(URL)https://www.natsumi-dental.com
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