【麻酔が効きにくい場合の対処法と麻酔の種類について】
みなさん、こんにちは。
白井市桜台・千葉ニュータウンの歯科・矯正歯科
なつみ歯科クリニックです。
歯科の麻酔は、無痛治療をする際にとても大切なものです。ほとんどの場合はしっかり麻酔が効きますが、まれに麻酔が効きにくいケースもあります。
そこで、今回は「麻酔が効きにくい場合の対処法と麻酔の種類」について、ご紹介して行きたいと思います。
【麻酔の種類】
◆表面麻酔
表面麻酔は麻酔の針が痛くない様に、歯ぐきに塗り薬を塗布して注射の痛みがない様にします。塗布するだけなので痛みはありませんが、麻酔の効果は表面のみなので麻酔の注射が必要です。
◆静脈内鎮静法
静脈に点滴をする方法で、全身麻酔と違い意識はありますが眠った様な状態になり、リラックスした状態で治療を受けることが出来ます。
◆笑気麻酔
笑気麻酔を鼻から吸入する方法で、ウトウトした状態になりリラックスした気持ちで治療を受けることが出来ます。ただ、鼻が詰まっていたり、呼吸器に疾患があったりすると、麻酔が効きにくい場合があります。
【麻酔が効いていない時の対処法】
◆麻酔をしてから通常より時間をおく
麻酔の効きには個人差があり、麻酔が効くまでに時間がかかる人もいます。そのため、麻酔が効きにくい人は長めに時間をおいてから治療をします。
◆麻酔の量を調節する
痛みが強い場合、麻酔が効きにくいことがあるので、その場合には麻酔の量を増やして対処します。
麻酔が効き過ぎてしまうと、麻酔が切れるまでに時間がかかることがあるので、1度に大量の麻酔をするのではなく、少しずつ量を増やしていくことが多いです。
◆腫れや痛みが強い場合には内服してから治療を行う
腫れや痛みが強いと麻酔が効きにくくなってしまうので、抗生剤や痛み止めを服用して、症状がある程度安定してから治療を行います。
先に炎症を抑えて麻酔を効きやすくしてから、後日改めて治療をすることも出来ます。
【麻酔が効きにくいケース】
◆炎症を繰り返しているケース
歯周病が悪化して炎症を繰り返している場合や、親知らずが何度も腫れてそれを繰り返してしまうと骨が硬くなり、麻酔が浸透しにくくなり局所麻酔が効きにくくなります。
いざという時にスムーズに治療するためにも、定期的に歯医者に通い、お口の中を健康に保つことが治療が必要です。
◆なつみ歯科クリニック
(住所)千葉県白井市桜台2-7-1
(TEL)047-498-0808
(URL)https://www.natsumi-dental.com/
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