【歯茎の黒ずみ】
みなさん、こんにちは。
白井市桜台・千葉ニュータウンの歯科・矯正歯科
なつみ歯科クリニックです。
どんなに歯が白く輝いていても歯茎が黒ずんでいると、その効果は半減します。歯茎の黒ずみの主な原因は、タバコによるメラニン色素の沈着です。では、黒ずんだ歯茎を綺麗にする方法はないのでしょうか。
【歯茎の黒ずみについて】
笑った時に目立ってしまう歯茎の黒ずみは、メラニン色素の沈着によるものが原因です。一番に挙げられる原因は、喫煙の刺激によるメラニン色素の沈着で、その他の原因として加齢、強過ぎるブラッシング、口呼吸による空気の刺激などが黒ずみの原因として挙げられます。
特にタバコによる歯茎の黒ずみは顕著に表れ、引き締まったピンク色の歯茎と比較すると、タバコによる歯茎の黒ずみは不健康で、清潔感を損ねてしまいます。
メラニン色素の生成を抑えるためには、ビタミンCが欠かせません。ところが喫煙はビタミンCを壊し、メラニン色素の生成を助長してしまうため、歯茎への色素沈着の原因となってしまいます。
【歯茎のメラニン色素沈着を改善する方法とは】
では、黒ずんだ歯茎を元に戻す治療法には、どんな方法があるのでしょうか。歯肉の黒ずみを改善する2種類のガムピーリングについて、ご紹介いたします。
◆レーザーによるガムピーリング
歯科用レーザーを使って、歯茎の黒ずみを取り除く方法です。黒ずんだ歯肉にレーザーを照射して、歯肉の色素沈着を除去します。個人差はありますが1,2回のレーザー照射で効果が現れるかと思います。
施術後は、違和感やヒリヒリした感じがあるかも知れませんが、すぐに気にならなくなります。
◆薬剤によるケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは、歯茎に専用の薬剤を塗布し、歯茎の黒ずんだ部分を剥離させて取り除く方法です。薬剤を黒ずみに塗り、アルコールを使って中和すると歯茎の表面が白くなり、数日後に剥がれ落ち、その後綺麗なピンク色の歯茎が再生されます。通常1週間程度で綺麗な歯肉になりますが、メラニン色素が濃い方は数回に分けてケミカルピーリングするほうが良いでしょう。
なお、金属の被せ物が原因で起こる歯茎の黒ずみ「メタルタトゥー」は、レーザーを使って取り除く方法が多いですが、レーザーで綺麗に取り除けない場合は歯茎の移植が必要になる他、金属の被せ物を取り除いてセラミックなど金属を使わないメタルフリー治療も行う必要があります。
【歯茎のメラニン沈着が気になる方は歯科医院へ相談を】
今回は、歯茎の黒ずみの改善法についてお伝えしましたが、綺麗な歯茎は美しい口元を作り出すために欠かせません。喫煙などにより歯茎の黒ずみが気になる方は、一度歯科医院へ相談してみましょう。
また、お口の健康や審美性を考慮し、禁煙に取り組むことも大切です。
◆なつみ歯科クリニック
(住所)千葉県白井市桜台2-7-1
(TEL)047-498-0808
(URL)https://www.natsumi-dental.com/
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