【口呼吸がもたらす悪影響】
みなさん、こんにちは。
白井市桜台、千葉ニュータウン中央の歯科・矯正歯科
なつみ歯科クリニックです。
年齢を問わず、お口が「ぽかーん」と開いてしまっている方がいらっしゃいます。無意識にお口が開く原因は、口呼吸にあります。口呼吸はお口の健康、ひいては身体の健康に良くありません。
今回は、「口呼吸がもたらす悪影響」について、お伝えして行きたいと思います。
【通常の呼吸方法は「鼻呼吸」】
通常、私達の呼吸方法は「鼻呼吸」です。鼻から息を吸い、鼻から息を吐きます。
鼻呼吸は、様々な細菌が体内に入ってくることを防ぎます。鼻は言わば「清浄機」のような役割を果たしてくれるのです。
また、鼻呼吸は「加湿器」のような役割も果たします。体内に入ってくる空気を加湿し、体の中の湿度を一定に保ちます。
そのため、鼻呼吸することが望ましいのです。
【口呼吸のもたらす悪影響】
口呼吸をすると様々な悪影響があります。
◆むし歯になりやすくなる
口呼吸をすると、お口の中は乾燥し細菌の数が増えます。むし歯菌の数も増えるため、むし歯になりやすくなってしまいます。
◆歯周病になりやすくなる
上記と同じ理由で、歯周病菌の数も増えます。そのため、歯ぐきに炎症が起きやすく、特に上の前歯の歯ぐきが腫れやすくなります。
◆口臭が強くなる
口呼吸をするとお口の中が乾燥します。唾液が少なくなるため、お口の中の菌が増殖し口臭が強くなります。
◆歯が黄ばみやすくなる
お口の中が乾燥すると汚れが歯にこびりつきやすくなります。そのため、歯が黄ばみやすくなります。
◆歯並びが悪くなる
口呼吸の方は、常に口が開いた状態のため唇の筋肉が低下し、上の前歯が出やすくなります。
◆風邪を引きやすくなる
鼻呼吸をすると、鼻がフィルターの役目をして細菌や異物の侵入を防ぎます。ですが、口呼吸は細菌がそのまま体内へと入ってくるため、風邪を引きやすくなります。
◆お口周りの筋肉の低下
口呼吸をすると、唇やその周りの筋肉が使われないため、筋力が低下します。そのため、顔の締りがなくなり二重あごなどの原因となり、年齢より老けた印象になりやすくなります。
お口の中の筋肉も低下するため、いびきや睡眠時無呼吸症候群になることもあります。
【まとめ】
口呼吸は、むし歯や歯周病を引き起こしたり口臭の原因となります。
それだけでなく風邪を引きやすくなったり、さらには見た目年齢が上がってしまうなど様々な悪影響を及ぼします。
「もしかして口呼吸しているかも」と思う方は、意識して鼻呼吸をするようにしましょう。
【なつみ歯科クリニック】
(住所)千葉県白井市桜台2-7-1
(TEL)047-498-0808
(URL)https://www.natsumi-dental.com/
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